Twitterのフォロワーさんから以下の様な質問がありました。
私も初めてのキャンプは何していいかさっぱりでしたよ。
はるか昔の事ですが、私の初めてのキャンプを思い出しましたが、父母に連れて行ってもらったのを覚えています。
その後、学生時代はソロキャン等をしましたが初めての自分だけでやったキャンプは割とリアルに何していいか判りませんでした。
おそらく質問頂いた方もキャンプに初めて行くけど現地で一体なにから手を付けるのか不安なのだと思います。
そこで、だいたいキャンプ場ついてから帰る迄はこんな感じだよ。
という情報を纏めました。
■一泊二日、ファミリーキャンプを想定。
いちおうシチュエーションはファミリーキャンプを想定して書きたいと思います。
ソロの場合はこんかい書いた形より手短にするだろうなぁとは思います。
キャンプ初日編
■13:00 チェックイン開始
一概に全てのキャンプ場がそうであるわけではありませんが、全体的に13時~チェックイン可能というキャンプ場が大半以上を締めています。
◎キャンプ場についたら・・・
まずは管理人さんのいる管理棟等に行きご挨拶とチェックインを済ませましょう。
この際に、必ずキャンプ場それぞれのローカルルールの説明や、ゴミの分別。
クワイエットタイム等の説明があります。
キャンプの経験・未経験関係なくしっかり聞くこと。
※事前にレンタルする必要がある場合はこの時点で借りておくと効率的
※この時点で薪はまだ買わなくていい、忘れ物が発覚後にまた管理棟に来る必要があるためその際に薪を買えば良い。
■13:30~16:00 キャンプサイトの設営開始!
設営開始する前に一息ついて周囲を見渡しましょう。
自分たちのテントやタープをどこに向けて設営するのか周囲を見渡しましょう。
テントサイトから少し離れて全体を見渡し、レイアウトを考えましょう。
かっこよくサイトを作れるか、チェアに座っていい景色が見えるかなどなど。
まずは全体像を想像してから設営に取り掛かりましょう。
テント・タープの設営、テーブル・チェア等の配置も含めて1時間~1時間半は見ておきましょう。
この時、子供さんから目を離す親御さんが非常に多い、子供さんの椅子を先に出しおやつタイム等を挟んで目の届く範囲で必ず見守りましょう!設営だけに夢中にならない!
◎テントやタープの設営には時間がかかりますよ!
必ず、キャンプ場に行く前に一度、テントやタープの試し張りをしておきましょう。
テントサイトでいつまでたってもテントもタープもなかなか張れない方を見かけます。
◎テントを設営し終えたらマット、シュラフをテント内に広げておく。
ケースからマット、シュラフは出して起きましょう。
ある程度膨らんでくれるので柔らかい寝床で夜眠ることが可能になります。
■冬場は16:00、夏場は17時から火起こし開始!
初めての炭火、火起こしは時間がかかる。
火を点ける人、そして食材や食器の準備をする、手分けして作業しましょう、お子さんと一緒に協力するのも良いでしょう、ナイフの扱い方や炭や火の取り扱いの注意等。
我が家は毎回、火の怖さと刃物の怖さを子供に教える時間にしています。
◎少し日が傾いて来たらランタンポールとランタンの用意を!
キャンプを初めてされる方に多いのが、炭火や焚き火だけでは非常に暗くなり、諸々の作業効率が悪くなります。
必ず事前に日差しの方向、ランタンで照らす範囲を把握して設置しておくと良いでしょう。
■18:00~21:00 キャンプの醍醐味!BBQ&キャンプ飯を満喫しよう!
◎焚き火やランタンの灯りで楽しい食事を
家族みんなでテーブルを囲んで食事をしましょう!大いにワイワイ盛り上がって楽しんで下さい。
お酒を飲まれる方は程々にしておきましょうね!
◎クワイエットタイムに備えて片付ける
大抵のキャンプ場では22時(早いキャンプ場では21時)からクワイエットタイムという時間がスタートします。
◎クワイエットタイムとは?
クワイエット(静かに)するタイム(時間)
クワイエットタイムに入るとキャンプ場では基本音をたてずに静かにする時間とされています。
クワイエットタイムで気をつける事
■車のドアの開閉
荷物をしまう、取り出す為の車のドアの開け締めの音、山の中で聞けばわかりますがめちゃくちゃ大きな音です。
■ステレオの音楽
ただただ五月蝿い、とにかくクワイエットタイムに流すべきではない。
■キャンプ場内を喋りながらウロウロする。
せめてヒソヒソ話で移動しましょう、あなたの通りがかる他のサイトはすでに眠られている方もおられますよ。
■話し声が五月蝿い
山の中ではヒソヒソ声ですら聞こえてくる場合があります。
隣接するテントサイトなら丸聞こえの場合も多いです、とにかくボリュームを下げて話す事。
音とは関係ありませんが、ランタンの明るさも小さくする!
特にスマホで照らしながら歩く方は、自分の足元だけを照らしましょう、指向性の強い輝度の高いライトなのでテントを照らされると目が覚めるのです。
もちろんランタンを持っている方は明るさを最低限にしましょう。
◎炭火や焚き火はどうすればよいの?
◎炭火の処理について
炭火を放置して寝たりすると大変危険!かならず火消し壺等を使って下さい。
また必ず指定の廃棄場所で捨てましょう!
※炭は自然分解しません、必ず指定場所で廃棄すること!
※火消し壷で消した炭は翌日非常に火付きの良い炭になりますので朝から再利用も可能です。
焚き火の後始末
しっかり燃やせば全て灰になります、燃え残りなどがある場合もありますがしっかり消化を確認してからこれも灰捨て場に捨てるようにしましょう。
水を撒いての消化はちょっとまって!
早く火を消したい!水をかけよう!と思った方もおられると思います。
これ注意!アツアツになった焚き火台やBBQのコンロに水をぶっかけると、急激に冷やされる為に、焚き火台やコンロが変形します。
かならず自然に消える様にタイミングを図りながら薪を追加したり炭を追加できる練習をしましょう。
■22:00 クワイエットタイム、とにかく静かに!
物音や話し声を立てないのであれば起きていても問題ありません。
私は、とろ火になった焚き火を眺めながら夜空を見てちびびちお酒を飲むのが至福の時間となっています。
要は、静かに・暗く、人の眠りを妨げない時間を過ごせばよいのです。
そこだけは忘れないようにしましょう。
キャンプ2日目
■6:00 朝だ!起きよう!
6時・・・早く無い?と思われかもしれません。
キャンプ場のチェックアウト時間は大体が11時、遅くとも12時となっています。
◎6時から何やるの?
火起こしや朝ごはんの支度をします、そしてこの時間やもう少し早く起きる私達にはとっておきの時間があります。
朝の澄んだ空気の中で、湯を沸かし、好きな飲物を作って飲んで下さい。
最高です。
■7:00~9:00 家族を起こし朝ごはんを食べよう!
この時間帯はばたつきます、奥さんや子供さんを起こして着替え、朝ごはんタイムです。
昨晩の残り物を流用したり、ホットサンド等、とにかく手間暇掛けずに美味しく頂けるものをメニューにすると良いかもしれませんね!
■9:00~10:45 撤収&チェックアウト!
キャンプ場に残していいのは感謝だけ!
掃除と撤収作業を同時に行いましょう、これもお子様や奥様と協力してやるといいでしょう!
テントとタープはしっかり水気を切って乾かしましょう。
テントサイトは来たときよりもきれいにする位の意気込みで!
さらに言うなら、さっきまでここに人が居たの?っていう位にきれいにして次の利用者さんにバトンタッチしましょう!
設営!調理!リラックスからの撤収!
やればやるほど早く出来るようになりますし時間にも余裕が出てきます。
どんどん繰り返しキャンプして自分たちのスタイルを完成させて下さい!
楽しいキャンプライフを!
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◎キャンプ歴
キャンプ歴は20年以上、独身時代はソロキャンかグルキャンを中心に。
結婚を機会にキャンプ休止。
2018年7月より娘が4歳になったことを機会にファミリキャンパーとしてキャンプに復帰。
◎好きなキャンプギア
ナイフと焚き火台
フィールドで本来の目的を果たす道具こそが良い道具が信念。
作り手のこだわりや魂を感じるギアには一目惚れします。